
骨粗鬆症とは
骨粗鬆症とは、骨の量(骨密度)が減少し、骨の内部構造がもろくなることで、骨折しやすくなる病気です。
骨粗鬆症とは?
骨粗鬆症とは、骨の量(骨密度)が減少し、骨の内部構造がもろくなることで、骨折しやすくなる病気です。
健康な骨は、鉄筋コンクリートのように丈夫な構造をしていますが、骨粗鬆症になると内部がスカスカになり、少し転んだだけでも 骨折することがあります。
自覚症状がほとんどないまま進行するため、「静かな病気」とも呼ばれています。

骨のしくみ
骨は一度作られると変わらないものではありません。
骨では一生を通して
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古い骨を壊す「骨吸収」
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新しい骨を作る「骨形成」
が繰り返されています。
これを骨代謝と呼びます。
若い頃は骨形成が活発ですが、加齢とともに骨吸収のほうが多くなり、骨量が減少していきます。

骨粗鬆症の主な原因
① 加齢
年齢とともに骨を作る力が低下し、骨密度が減少します。
② 女性ホルモンの減少
女性では閉経後、エストロゲンという女性ホルモンが急激に減少します。
エストロゲンには骨を守る働きがあるため、閉経後は骨粗鬆症になりやすくなります。
③ 栄養不足
骨を作るためには十分な栄養が必要です。
特に重要なのは
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カルシウム
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ビタミンD
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ビタミンK
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タンパク質です。
④ 運動不足
骨は適度な負荷がかかることで丈夫になります。
歩行や筋力トレーニングなどの運動不足は骨量低下につながります。
⑤ 生活習慣
以下もリスクを高めます。
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喫煙
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過度の飲酒
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極端なダイエット
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日光不足
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長期間のステロイド使用

骨粗鬆症の症状
初期にはほとんど症状がありません。
進行すると
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背中や腰の痛み
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身長が低くなる
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背中が丸くなる(円背)
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転倒で骨折しやすくなる
などが現れます。

骨粗鬆症の検査
もっとも一般的なのは DXA(デキサ)法という骨密度測定です。 腰椎や大腿骨を測定し、若年成人の平均値(YAM)と比較して診断します。
一般的な目安は、 YAM 80%以上
:正常 YAM 70~80%未満
:骨量減少 YAM 70%未満
:骨粗鬆症(骨折の有無なども含めて総合的に診断)

骨粗鬆症の治療
①薬物療法
骨折リスクに応じて薬が使用されます。
代表的な薬には ビスホスホネート製剤 抗RANKL抗体 副甲状腺ホルモン製剤 SERM(選択的エストロゲン受容体モジュレーター) ロモソズマブなどの骨形成促進薬 があります。
②食事療法
十分な栄養摂取が重要です。
カルシウムを多く含む食品 牛乳 ヨーグルト チーズ 小魚 豆腐 ビタミンD 鮭 サンマ イワシ キノコ類 ビタミンK 納豆 小松菜 ほうれん草 ブロッコリー
③運動療法
骨と筋肉を維持するために、 ウォーキング スクワット 階段の上り下り 軽い筋力トレーニング などの継続が推奨されます。

①薬物療法には深刻な副作用が生じる場合があります。
骨粗鬆症は、食事、運動などによる事前に対策をすることが最も重要となります。
骨粗鬆症の予防のポイント
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カルシウム・ビタミンD・ビタミンK・タンパク質を十分に摂る
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毎日適度な運動を続ける
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日光を適度に浴びる(ビタミンDの生成を助ける)
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禁煙し、過度の飲酒を控える
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転倒しにくい住環境を整える
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定期的に骨密度検査を受ける(特に閉経後の女性や高齢者)

骨粗鬆症まとめ
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骨粗鬆症は、骨密度や骨の質が低下することで骨折しやすくなる病気です。初期には症状がほとんどありませんが、骨折をきっかけに生活の質(QOL)が大きく低下することがあります。
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そのため、「早期発見・早期治療」と「食事・運動・生活習慣の改善」「きちんとしたカルシウムの安定的な摂取」が非常に重要です。特に高齢者では、骨折を予防することが健康寿命の延伸につながるため、日頃から骨の健康を意識した生活を心がけましょう。
①骨粗鬆症とは?
骨粗鬆症は、骨の中身がスカスカになって骨の強度が低下し、骨折しやすくなる病気です。国内推計1,280万人(男性約300万人、女性約980万人)が罹患しているとされます。
②主な症状
・初期はほとんど自覚症状がない
・進行すると背中や腰の痛みが出る
・身長が縮む
・背中が丸くなる(円背)
・軽い転倒やくしゃみで骨折することがある
③なぜ起こる?
骨は常に「壊される(骨吸収)」と「作られる(骨形成)」を繰り返しています。加齢や女性ホルモン(エストロゲン)の減少などでこのバランスが崩れ、壊す働きが上回ると骨の量が徐々に減っていきます。
④原因・リスク要因
・加齢
・閉経によるエストロゲンの減少
・カルシウム・ビタミンD・ビタミンK不足
・運動不足
・喫煙
・過度の飲酒
・ステロイド薬の長期使用
・過去の骨折歴
⑤なりやすい人
・閉経後の女性(特に早期閉経・卵巣摘出後)
・高齢者
・低体重(やせ型)の方
・家族に骨粗鬆症の人がいる方
・喫煙習慣のある方
・日光に当たる機会が少ない方
⑥検査・診断
・骨密度検査(DXA法:腰椎・大腿骨を測定する最も標準的な方法)
・骨密度検査(QUS法:かかとなどを超音波で測定する簡易検査)
・骨密度検査(MD法:手のレントゲンで測定)
・レントゲン検査(骨折の有無や骨の変形を確認)
・血液・尿検査(骨代謝マーカーで骨が壊れる/作られるスピードを調べる)
⑦治療
・骨吸収抑制薬(ビスホスホネート製剤・SERM・デノスマブなど、骨が壊れるスピードを遅らせる)
・骨形成促進薬(テリパラチド・ロモソズマブなど、骨をつくる働きを高める)
・カルシウム製剤・活性型ビタミンD3製剤(骨の材料を補う補助的な薬)
・治療薬は骨折リスクや年齢などに応じて医師が選択します
⑧食事・栄養
・カルシウム(1日700〜800mg目安。牛乳・乳製品・小魚・豆腐・小松菜など)
・ビタミンD(腸でのカルシウム吸収を助ける。鮭・さんま・きのこ類、1日15〜30分程度の日光浴も有効)
・ビタミンK(骨へのカルシウムの定着を助ける。納豆・ほうれん草・小松菜など)
・3食に分けてバランスよく摂ることが大切
⑨運動・生活習慣
・ウォーキングなど骨に体重をかける運動
・筋力トレーニング
・禁煙・節酒
・転倒しにくい住環境づくり
⑩予防
・若いうちから骨量を蓄えておく(10〜20代の骨量が生涯の貯金になる)
・閉経後は特に意識してカルシウム・ビタミンDを摂る
・定期的な骨密度検査を受ける
⑪受診を考えた方がよい症状
・身長が以前より2cm以上縮んだ
・背中や腰が丸くなってきた
・軽い衝撃で骨折した
・閉経後で骨密度検査を受けたことがない
⑫よくある質問(FAQ)
Q. 骨粗鬆症は治りますか?
A. 薬物療法と生活習慣の改善で骨密度の維持・改善や骨折予防が期待できます。「元の骨」に完全に戻すというより、骨折しにくい状態を保つことが治療の目標です。
Q. 何歳くらいから検査を受けるべきですか?
A. 女性は閉経前後(50歳前後)から、家族歴やその他の危険因子がある方はより早い時期からの検査が勧められます。
Q. サプリメントだけで治りますか?
A. カルシウムやビタミンDの補給は骨の材料を補う目的では有効ですが、骨密度が大きく低下している場合は医師による薬物療法が必要です。自己判断でサプリメントのみに頼らず、医療機関にご相談ください。
⑬参考資料・出典
・公益財団法人骨粗鬆症財団「どんな人がなりやすい」
・健康長寿ネット「骨粗鬆症-転倒などによる骨折が寝たきり・要介護につながる-」
・骨検 by 旭化成セラピューティクス「骨粗鬆症の治療」
・渚うめだ整形外科クリニック「骨粗鬆症の薬の種類を比較」
・枚方大橋つじもと整形外科クリニック「骨粗しょう症検査ガイド」
※本ページの情報は一般的な健康情報であり、診断・治療を目的としたものではありません。症状が気になる方は医療機関にご相談ください。








