野球肘とは?症状と原因をわかりやすく解説
- gensaiomiya
- 8月25日
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野球肘は、投球動作の繰り返しによって肘の関節や周辺の骨・軟骨、靱帯に負担が蓄積し、痛みや可動域の制限が生じる状態の総称とされています。成長期の子どもから大人まで、投球を伴うスポーツで起こりうるといわれています。
肘の内側・外側・後方のいずれに負担がかかりやすいかによって、症状の現れ方や注意すべきポイントが異なるとされ、特に成長期は骨の端にある成長軟骨がやわらかく、繰り返しの負荷の影響を受けやすい時期といわれています。
一般的に小学校高学年から中学・高校生にかけての時期に多くみられるとされていますが、投球フォームや練習量によっては、大人になってからも同様の負担が肘にかかることがあるといわれています。早期に気づいて対応することが、その後の経過に関わる可能性があると考えられています。
主な症状
投球時や投球後に肘の内側・外側・後方に痛みを感じることが多く、肘の伸び切りや曲げにくさ、可動域の制限があらわれることもあるとされています。投球のたびに繰り返し痛みが出る場合、フォームの崩れにつながることもあるといわれています。
肘の内側に負担が集中するタイプでは、腕を振る際に内側が引っ張られるような痛みが出やすいとされ、外側に負担が集中するタイプでは、骨と軟骨がぶつかり合うような負荷がかかりやすいといわれています。
症状が進むと、投球をしていない安静時にも痛みが残ったり、肘に引っかかり感やロッキング(引っかかって動かせなくなる感覚)が生じたりすることがあるといわれています。こうした状態は、骨や軟骨への負担がより進んだサインの一つとして捉えられることがあります。
症状は段階的に進むことが多いとされ、投球時のみに軽い違和感がある段階から、投球後も痛みが続く段階、さらには日常動作でも痛みや可動域の制限を感じる段階へと変化していく場合があるといわれています。早い段階で気づき対応することが、負担の蓄積を抑えるうえで大切とされています。
主な原因
繰り返しの投球動作により、肘の内側には引っ張られる力、外側には圧迫される力が繰り返しかかることが主な要因とされています。特に成長期は骨や軟骨がやわらかく、負荷の影響を受けやすいと考えられています。投球時には肩から肘、手首へと連動する一連の動きの中で、肘に大きな回転とねじれの力が繰り返し加わるとされ、この負荷が一定の限度を超えて積み重なることで、組織の損傷につながると考えられています。
投球フォームの崩れ、球数の多さ、休養不足、肩や体幹の柔軟性・筋力不足も、肘への負担を高める要因として指摘されています。下半身や体幹の力をうまく使えず、腕の力に頼った投球になることも、肘への負担が増える一因とされています。変化球を多用することも、肘のひねりを伴う動作が増えるため、負担につながりやすいと指摘されることがあります。
負担が積み重なりやすいとされる状況
毎日のように投球を続ける、痛みがあっても休まず投げ続ける、複数のチームで練習量が重なるといった状況は、肘への負担が積み重なりやすいとされています。年間を通じて休養期間を設けないことも、負担が蓄積しやすい要因として挙げられることがあります。
何科を受診する目安
投球時に肘の痛みが繰り返し出る、肘の曲げ伸ばしがしにくい、投球後も痛みが続くといった場合は、自己判断で投球を続けず、整形外科やスポーツ整形外科を受診することが勧められます。
受診の際には、投球フォームや練習頻度についての問診に加え、レントゲンなどの画像検査によって骨や軟骨の状態を確認することが一般的とされています。特に成長期は、痛みが軽くても骨の状態を確認しておくことが大切とされる場合があります。
検査の結果、骨や軟骨の状態に応じて、投球の中止や練習内容の調整が必要かどうかが検討されるとされています。自己判断で投球を再開せず、経過観察の指示がある場合は指示に沿って対応することが望ましいと考えられています。
日常生活でできる工夫
練習前後のウォーミングアップとクールダウン、肩や体幹を含めた柔軟性・筋力づくりは、肘への負担を分散させるうえで大切とされています。
年代や体の状態に応じた球数や練習量の管理、痛みがあるときは無理に投球を続けず十分な休養をとることも、重要な工夫の一つと考えられています。
投球フォームを定期的に見直すことや、下半身・体幹の使い方を意識した練習を取り入れることも、肘だけに負担が集中しないようにする工夫として挙げられています。
保護者や指導者が子どもの投球数や痛みの有無を日頃から把握しておくことも、成長期の選手にとって役立つ工夫とされています。
練習後のアイシングや、肘・肩まわりのストレッチを習慣にすることも、疲労の蓄積を和らげる工夫として紹介されることがあります。痛みがなくても、シーズンの中で計画的に休養期間を設けることが、長く競技を続けるうえで役立つと考えられています。
よくある質問
Q. 野球肘は子どもに多いのですか?
A. 成長期は骨や軟骨がやわらかく負荷の影響を受けやすいため特に注意が必要とされていますが、大人でも投球を繰り返すことで起こることがあります。
Q. 痛みがあっても練習を続けてよいですか?
A. 痛みを我慢して投球を続けると症状が悪化する可能性があるため、痛みがある場合は投球を中止し、早めに医療機関に相談することが勧められます。
Q. 野球肘は野球以外のスポーツでも起こりますか?
A. 投球動作を伴うスポーツ全般で同様の負担がかかる可能性があるといわれています。
Q. 球数を減らせば野球肘は防げますか?
A. 球数の管理は負担を抑える工夫の一つとされていますが、フォームや休養の状況など複数の要因が関わるため、球数だけで説明できるものではないと考えられています。
Q. 一度痛みが治まれば投球を再開してよいですか?
A. 痛みが治まっても、骨や軟骨の状態が回復しているとは限らないとされているため、投球の再開時期については医師の判断を確認することが勧められます。
※本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたものであり、特定の疾病の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安がある場合や症状が続く場合は、自己判断をせず医師にご相談ください。










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